空気からバター

無価値な価値

バター(ほんもの)

空気中の水素ほかからバターをつくり出したらしい。そもそも日本人が、植物性油脂に水素を添加してマーガリンを生み出して半世紀近く消費され、その中に含まれるトランス脂肪酸が海外で先に問題視されて、ようやく、国産のマーガリンにはほとんどこれが含まれなくなった経緯があるのに、まるで逆向きの、しかも、オール化学のバターっていったい?

バターの素は牛乳、その牛が二酸化炭素をたくさん出すから宜しくない、と。すでにその根拠になる地球の気象変動が嘘とバレてしまったのにおかしい。何で突っ込みをいれないのだろうか? 実は、世の中は、種類を変えながらこんなことばかりしている。味は、ほんものそっくりらしいが、そんなものを食べてうれしいのか? 怖いものみたさで一回は試してみるひともいるだろうが、マイクロプラスチックが問題になっている世の中で、見せ方を変えただけで、意味はちがわないし加速している。

子どもの頃、純度の高い生クリームを振り続けるとバターになると知って無性に試したかった。田舎のストアにはそんな洒落たものはなかったから、実際にそれを試したのは成人してからだった気がする。しかも何十年かおきに思い出したように、数回テストしたが、以前は、バターも47%生クリームもさほど価格はちがわなかったのでお遊びで終わってしまった。こういうのは、知恵や知識として確認するのもヒトとして良しとして、空気からバターは、そういう純粋な興味やまして必要性など感じない。価値観はひとそれぞれというが、ほんとうか?

言葉では、永続性とかサスティナブルなんていうが、ほんとうにそう考えていたらこんなアホくさいことにはならない。二酸化炭素を出すから牛を処分しろのパターンが替わっただけ。処分されるのは誰か? いかに本質を問わない、表面の宣伝に乗せられる社会か、そして、そう仕向ける、今だけ、カネだけ、オレだけの資本主義が、摂理に従わない末路に至ったのを露呈している。そんなことを嬉々として受け入れたり、加担したり、渋々従ったりするのはやめよう。

利益の80%は、20%の上得意の優良顧客からもたらされる。

この法則性は、マーケティングでは100年以上語り継がれてきた事実だから、無視して逆に苦労するのは無駄な努力というもので、大事にしなければいけないのは誰か? それをわかるのは誰で、どうしたら想いを共有できるのかに専念すればいい。まだなんとかなるうちに、まっとうな道に引き返しつつもさらなる進化をとぐのがベターと信じたい。

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